栄冠は君に輝く 2008年夏

各地で熱戦が繰り広げられ、続々と代表校が決まっている全国高校野球選手権大会の地方

予選ですが、徳島県予選の開会式では、控え選手に粋なはからいがありました。

背番号を付けてベンチ入りできるのは20名、他県では21番目以降の選手に背番号はありませ

んが、徳島では控え選手全員が21番を付け、入場行進を行いました。

野球はレギュラー9人だけで戦うものではありません。

こういう配慮や工夫はすぐにでもできるはず、ぜひ他県も見習い、陽の当たらない選手にも栄

冠をあたえてあげてほしいと思います。



我が家の次男も7月20日、甲子園への夢の幕が降りました。

小学校2年から野球を始め、投手一筋に10年間、ほとんど休まずに練習し、高校では一度だ

け背番号11をもらいましたが、公式戦で投げることはありませんでした。

ベスト8をかけた最後の試合も観客席から必死の応援を続け、負けて泣き崩れる選手たちと

最後の瞬間を共有し、自らも人目もはばからずに顔をクシャクシャにして泣きじゃくりながら

球場を去っていきました。

よくぞ今日まで頑張った!

そう声をかけてあげるのがやっとでした。


高校野球最後の瞬間


その夜、次男から、私と妻と長男に感謝状が贈られました。

いつの間に用意したのか、2枚のレポート用紙には、10年にわたって支え続けてきた家族へ

の感謝の気持ちがビッシリと記され、涙をこらえながら自分で読み上げ、その気持ちをありが

たくいただきました。

親子ともども辛いことのほうが多かったけれど、野球をやらせてよかったと思えた瞬間であり、

それは背番号などよりはるかに嬉しく、大切な贈り物でした。

最後の最後までよくやり通した。

私は君を尊敬し、誇りに思っています!



最後に笑って高校野球生活を終われるのはただ1校のみ。

その他のすべての球児たちにこそ、栄冠は輝くべきなのではないでしょうか!?




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25年と四万六千日

7月10日は浅草寺の四万六千日ほおずき市の日でもありますが、今年の7月10日は私たち

夫婦の25周年、銀婚式にあたる記念日で、二人で浅草に出かけてきました。

ほおずき市



ちなみに四万六千日とは、この日にお参りをすると四万六千日分お参りしただけのご利益が

あるとされる特別な日で、四万六千日はおよそ125年分に相当します。

それに比べれば25年なんてまだまだなどと言われそうですが、思い返してみると、我々にとっ

ては長い長い年月でありました。



結婚したのは1983年7月10日。

二人の男の子(24歳と18歳)に恵まれ、4人揃って元気でこの日を迎えられたことは感慨無量

ですし、ずっと働き続けて家庭を支えてくれた妻への感謝を忘れてはならないと思っています。

夏休みには、新婚旅行の地を4人揃って訪れてみようと考えているところです。



そうそう、もう一つ忘れてはならないのがほおずき市。

ちょうど7月10日にあたることから家族でも何度か訪れていたのですが、今日の日を迎えられ

たことは、そのご利益といえるのかもしれません。

ほおずき




また来年、26年目の今日、お伺いしますね!



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みのほどしらず?コンサート

7月5日(土)、埼玉県富士見市で活躍中のシャンソンコーラスグループゆうなの会のみなさん

みのほどしらずコンサートを聴きに鶴瀬コミュニティーセンターまで行ってきました。


コンサートの看板



出演者は50代から80代の女性ばかり総勢16名。

地域に密着しながら20年にわたって活動し、今回が14回目のコンサートだそうです。

継続は力なりですね。

ソロ曲あり、コーラスあり、みんなで歌おうコーナーあり、コントありで、タイトルからは想像で

きない、とても素晴らしいコンサートでした。


コント



ともすれば「年をとったらとっとと死んでしまえ」と言わんばかりのこの国の政策の中で、一人

一人がまるで四万十川の川面を照らすホタルのように、あるいは清流を遡上する鮎のように

キラキラと輝いていて、満員の客席の方々と一緒に素晴らしい空間を創りあげていました。


コーラス



歌の指導とピアノ伴奏は、このブログでも何度か紹介させていただいた奇跡のヴォーカリスト

金城広子さん

この金城さんと「ゆうなの会」のみなさんの信頼関係も、羨ましいくらい素晴しいものを感じさ

せてくれました。


金城さんとゆうなの会のみなさん



このみなさんは、私のオリジナル曲四万十川をもう20年近く大切に歌ってくれているのです

が、今回は新曲の見えないホタルもレパートリーに入れていただき、作詞・作曲者として紹介

もしていただきました。

感謝、感謝です。

お客様の幾人かから「とてもいい曲ですね」と声をかけられ、楽譜がほしいと頼まれました。

約束どおり送っておきますね。



コンサート終了後は、結局打ち上げの席にまでお邪魔させていただき、愉快な裏話や、とても

感動的な逸話も聞かせていただくことができました。

20年を過ぎて、これからの活躍がますます楽しみですね。

頑張れ、そしていつも元気をくれてありがとうございます!

真摯に、謙虚に、真っ直ぐに何かを追い求める人の輝きは美しい!!




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四万十紀行 〜碧い国から〜

2年ぶり(四万十川へは8年ぶり)に、長年お世話になっている出版社の社長と後輩のデザイ

ナーの3人で、高知に行ってきました。

6日間の日程でしたが、梅雨時のわりには晴天に恵まれ、目に痛いほどの緑と碧い川や海を

堪能し、カツオのタタキをはじめ美味しい魚をたらふく食べ、仕事のほうも新たな展望が開ける

という、有意義な旅となりました。

その模様を、ごく簡単ではありますが、お伝えしたいと思います。



初日、高知龍馬空港から車で20分、まずは土佐の英雄・坂本龍馬像や記念館のある桂浜

へ!


坂本龍馬像



相変わらず龍馬人気は凄いもので、多くの観光客が訪れていました。

ここでの昼食は、もちろんカツオのタタキ!

タタキにはタレだけでなく、塩タタキというのもあるのですよ。

これはこれで、アキがこなくて美味でした。



夜は地元の方々に、高知市内の知る人ぞ知る穴場的なお店を案内してもらいましたが、仕事

の話もそこそこに、酒・酒・酒…。

前は海 後ろは山 ゴチャゴチャ言わんと飲もう!

これが土佐の良いところ、このパターンが6日間続きます。



2日目は日曜日だったので、高知城下で300年の歴史を誇る日曜市へ!

市といっても農産物や海産物だけではなく、刃物や石まで、ここでは何でも売っています。

また、朝だけではなく、朝6時頃から夕方まで1日通して開いているところが凄い!

日曜市を一回りし、司馬遼太郎の功名が辻で有名な山内一豊が築城した高知城まで足を延

ばしてきました。


板垣退助と高知城



それからは、前の日に一緒に飲んだ方に、坂本龍馬の生誕地をはじめ市内をくまなく案内し

てもらい、高知市の奥深さをあらためて実感しました。



その後、お昼頃の特急列車に乗って高知県宿毛(すくも)市へ!

ここは、私が高校時代を過ごした街。

その時の恩師が今も住んでおり、駅まで迎えに来てくれました。

駅に降りると、鶯の声だけが大きく響いていました。

夕方からは、その先生の家の裏にあるログハウスで、同級生・有機農業を営む他県からの定

住者・地元のミュージシャンらとの生ライヴ

飲みながらの楽しい時間は延々と続き、ひたすら歌い続けました。

建物の前は、田植えを終えたばかりの田んぼだらけ。

ライヴのあとは、カエルの合唱を聞きながら熟睡です。

五右衛門風呂にも20年ぶりに入りました。



3日目は一路、四万十川の中流を目指します。


岩間の沈下橋



川沿いに車を走らせ、いくつもの沈下橋を通り過ぎ、まずは大正地区にあるダバダ火振りとい

う栗焼酎(人気があり過ぎて限定出荷中)で有名な無手無冠(むてむか)の酒蔵を、社長自ら

の案内で見学させてもらいました。


無手無冠の酒蔵



四万十川の中流にあり120年の歴史を誇る酒蔵で、様々な種類の酒をつくっていますが、今も

っとも注目されているのが、18リットルのカメに入れ、四万十川にちなんで四万十時間(約4年

7か月)も洞窟に寝かして出荷する火振り酒という栗焼酎の原酒です。

四万十円で誰でも注文することができますが、年に500本の限定生産です。

数人で共同購入する方も多いようですよ。



酒造りへの情熱に感心させられ、社長夫妻の人柄に癒されて酒蔵をあとにし、道の駅・十和

(とうわ)
というドライブインで昼食。

このドライブインのロケーションには圧倒されました。


道の駅・十和の裏の四万十川



建物の裏を四万十川が流れており、その景色を間近に臨みながら休憩でき、食事や地元の

特産品を買うことができるのです。

川風が気持ちいいこと!

これほどの道の駅は、日本中探してもほかにないかもしれません。



その後は、西土佐地区の温泉に浸かり、四万十河畔にある四万十楽舎へ!

この建物は、廃校になった小学校を再利用した環境・文化センターで、釣りやカヌーなどの

様々な自然体験ができ、宿泊施設や録音スタジオまで兼ね備え、格安で滞在できる画期的な

施設です。

ここに四国の歌姫と呼ばれる女性がおり、もうずいぶん前からの知り合いなのですが、その

女性と一緒にCDを作りたいとずっと考えていたのですが、今回の旅で、その道筋が開けまし

た。

楽しみにお待ちくださいね。



しばしの間、すべてを忘れて川遊びに熱中し、疲れ果ててしまいました。


沈下橋で大の字



夜8時過ぎ、今回の旅の最大の目的の一つである四万十川のホタル観賞にいよいよ出発!

毎年、日本各地のホタルを追いかけているのですが、四万十のホタルは100%天然。

この日は40〜50頭が舞っていましたが、真っ暗な川面に映るホタルの灯りの美しさは例えよう

もなく、撮影することができなかったことが残念でなりません。

本当に来てよかった!!!



その夜は、地元の川漁師や木工細工をやっている方、定住者の方々と四万十楽舎で川の幸

を肴に交流。

四万十川の夜も、賑やかに更けていきました。



4日目は、私が生まれ育った町・大月町へ!

同じ高知県でも四万十の景色とは打って変わって、ダイビングで有名な柏島をはじめ、沖縄を

しのぐ海の透明度を誇る町です。

宿泊は町営のホテル。

眼下に雄大な太平洋を一望できる、格安ですが本格的なリゾートホテル風の宿です。

夕飯は久しぶりに実家で、カニやカツオのタタキをはじめ土佐の名物料理を堪能し、この日ば

かりは少しのんびりと過ごすことができたかな…。



5日目は、小雨がパラつくあいにくの天気の中、海岸線を竜串・足摺岬といった観光名所を巡

り、土佐清水・中村(四万十市)・トンボ自然公園などを歩いたあと、再び宿毛市の恩師宅

へ!

この日だけで100Km近く走ったでしょうか?

高知県はけっこう広いのです。



この日の夜は、世界の7大陸をマラソンで走ったという方々と雨音を聞きながらの交流。

日本各地に、いろいろな人がいるものです。

最後の晩餐も大いに盛り上がり、またまた新たな友人が増えました。



最後の日は、飲み疲れ、喋り疲れ、歌い疲れの身体に鞭打って帰京の途に!

この日が最も南国らしいコバルトブルーの空の色だったかな…。

南国土佐をあとにして 歌碑



南国・土佐の玄関口だったはずの高知駅の変わりようにため息をつき、高知龍馬空港で、こ

の旅で食べ損ねていた土佐料理を食べつくし、帰京しました。



これで一応終わりなのですが、今回の報告は細かい部分をかなり端折ってしまいました。

同行したお二人にはかなり喜んでいただけましたが、最後まで読んでいただいたみなさんにも

少しは興味を持っていただけたでしょうか。

今度はいつ行けるかな?

まだ高知県の土を踏んだことのない方、ぜひ一度お出かけください。

南国土佐には、予想外の展開が常に待ち受けています。



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視聴・ダウンロードができるようになりました

少し照れくさい話なのですが、ヴォーカル入りのオリジナル曲が、下記サイトから視聴・ダウン

ロードできるようになりました。

タイトルは「四万十川」、「見えないホタル」、「黄砂の春」の3曲です。

My Sound(「ユーザー作品」でタイトルを入力して検索してください)

muzie(「曲」でタイトルを入力して検索してください)



これまでも、ホームページの作曲・編曲・CD製作のページから「カラオケサンプル」をお聴きい

ただけたのですが、お客様からのご依頼のほうを当然最優先しているため遅れ遅れとなり、

やっと合間を縫って録音にこぎ着けたという次第です。

よろしければ、サイトを訪ねて視聴してみてください。




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INFORMATION

プロフィール

Author:ウラキ マサシ
高知県出身。
出版社勤務を経て、楽譜・CD・作詞・作曲・編曲の音楽製作会社
『ミュープロダクション』
を設立。
作詞・作曲・編曲家でもあり、
「四万十川」
「黄砂の春」
「見えないホタル」
など、オリジナル曲多数。

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